お庭・外構記事

外構工事の駐車場のデザインと費用の目安を3パターンで比較!

ピアくん

外構を作る上で、車所有者には外せない駐車場工事。1台あたり、幅3m×奥行6mほどあると、十分な駐車場スペースです。また、およそ20㎡と広い面積を占める分、お庭の印象や外構工事費用の大きな割合を占めてきます。

外構工事をする上で大切な駐車場スペースについて、どうやって作るのか、どのくらい費用がかかるのか、3つの事例を通して学んでいきましょう。

まずは、一般的な自動車寸法を知ろう!

自動車寸法目安一覧

普通自動車(プリウス・インサイトなど)…車サイズ 幅1700 奥行4800

小型自動車(ヴィッツ・デミオなど)…車サイズ 幅1700 奥行4500

軽自動車(ワゴンR・ミラなど…車サイズ 幅1600 奥行3400

ワンボックス車(セレナ・ステップワゴンなど)…車サイズ幅1700 奥行4800

大型自動車(レクサス・マークXなど)…車サイズ幅1900 奥行5300

上記一覧のように大型自動車を除けば奥行きは5000mm以内でおさまってきます。幅は大型でも2000mm弱となります。

このスケール感を念頭に置いて、実際に駐車場スペースとしてどれくらい必要なのかを考えていきましょう。

自分の車に必要な駐車スペースを考えよう!

車のサイズ感がわかったところで、実際に駐車スペースとしてどのくらい必要なのか。駐車スペースには、人の乗り降りや荷物の出し入れ、車の取り回しスペースなどが必要です。

一般的な駐車場に必要なスペース

駐車場間口…車幅+1000mm

駐車場奥行…車全長+1000mm

例えば普通車(プリウス・インサイトなど)の場合

間口 1700+1000=2700mm

奥行 4500+1000=5500mm

間口も奥行きも+1000mmずつあれば十分ですが、もしここまでスペースが取れない、ということであればもっと狭くても大丈夫です。現に、商業施設などの駐車場スペースはおよそ間口2500〜2700、奥行きは4500〜5000で設計されています。

敷地に限りがある場合は、車を使ってしっかりシミュレーションしたり、プランナーに相談するのが望ましいです。

駐車場の仕上げをメリット・デメリット・費用から検討しよう!

車の重さに耐えられれば、どんな仕上げも可能ですが、今回はコストがかかり過ぎない代表的な駐車場の仕上げ方3例をご紹介します。

① 土間コンクリート

全面をコンクリートで仕上げた駐車場。スリットはコンクリート強度を上げるため必要です。
コンクリート駐車場のメリットとデメリット

メリット…歩きやすく・ベビーカーや自転車なども通りやすい・雨の日も汚れにくい・洗車がしやすい・車の出し入れがスムーズ

デメリット…費用がかかる・蓄熱し周辺の気温が上昇する・汚れやひび割れが目立ってくる・撤去費用がかかる

費用に猶予があればコンクリート仕上げが無難かもしれません。ただし、コンクリートは人工物のため、ひび割れや汚れなどの劣化がおきてきますので、美観が損なわれていくのは忘れないようにしましょう。

土間コンクリートの費用目安(普通自動車1台分の場合)

必要なコンクリート面積 幅2,7m × 奥行5,5 = 14,85㎡

1㎡あたりのコンクリート単価 9,000円 × 14,85㎡ = 133,650円

※業者や条件によってコンクリート施工単価は変動します。上記はあくまで目安なので、参考程度にしてくださいね。

② 砕石(砂利)

砕石がこぼれないように、道路側だけコンクリートやレンガや自然石で舗装する場合もあります。
砕石のメリットとデメリット

メリット…熱がこもらない・自然な雰囲気が出せる・費用を抑えられる・将来お庭のリフォームがしやすい・何年経っても汚れなどが気にならない

デメリット…ヒールなどは歩きにくい・砕石が跳ねて車に当たる可能性が有る・沈んだり流れたりして減ってくる可能性が有る・車の出し入れの際音が鳴る

デメリットが気になるかもしれませんが、車に対してよっぽどこだわりのある方でない限りは、駐車場の機能としては十分です。ただし、駐車場の勾配がきつい敷地の場合は、砕石が流れてしまうので工夫が必要になってきます。

砕石(砂利)駐車場の費用目安(普通自動車1台分の場合)

必要な砕石面積 幅2,7m × 奥行5,5 = 14,85㎡

1㎡あたりの砕石敷き施工単価 3,500円 × 14,85㎡ = 51,975円

※選ぶ砕石の種類や敷地の条件によって施工単価は変動します。コンクリートに比べてコストを1/2以上抑えることができます。

③ コンクリートと砕石(砂利)のミックス

コンクリートと砕石の組み合わせ例。デザイン性を加えつつコストも抑えることもできます。
コンクリートと砕石のミックスのメリットとデメリット

メリット…予算と機能性のバランスがとれる

デメリット…デザインによっては安っぽく見えてしまうので、工夫が必要

コンクリートと砕石を組み合わせて駐車場を作ることで、必要な機能性を確保しながらコストを抑えることができ、それぞれのメリットを活かすことができます。組み合わせの仕方は、様々なパターンがありますので、どのようなメリットや機能性を優先させていきたいのかを、プランナーさんに伝えましょう。

タイヤ部分だけコンクリートにすることで、車の出し入れが楽になったり、砕石の減少や散らばりを防ぐことができます。

コンクリートと砕石の組み合わせ駐車場の費用目安(普通車の場合)

今回は、タイヤが乗る部分のみコンクリートにした場合の費用目安です。

必要なコンクリート面積(タイヤ部分) 幅0,8m × 奥行5,5 = 4,4㎡

必要な砕石面積 幅1,9m × 奥行5,5 = 10,45㎡

1㎡あたりのコンクリート単価 9,000円 × 4,4㎡ = 39,600円

1㎡あたりの砕石敷き施工単価 3,500円 × 10,45㎡ = 36,575円

コンクリート費用 39,600円 + 砕石敷き費用 36,575円 = 合計費用 67,175円 

※コンクリートは施工面積が小さくなるほど単価が上がる傾向にあります。今回はわかりやすく同じ9,000円で計算しています。

ピアくん

個人的には、コンクリートよりも砕石仕上げの方がコストも抑えられるし、汚れなどが気にならないので、砕石仕上げがおすすめです。ただし、コンクリートの方が良い場合もありますし、人によって価値観や考え方は異なりますので、ぜひ家族やプランナーさんと話し合って、複数の選択肢からベストを選択していきましょう!