お庭や外構を考える時に、まずは何から決めたりすればいいのか?どうやってデザインを考えれば良いのか?悩んでしまうと思います。業者やプランナーに全て任せるのも良いですが、ある程度、自分たちのリクエストやイメージを伝えておかないと、出来上がったお庭を使い出してから後悔してしまうことがあります。家づくりも同じですが、お庭を使うのは自分たちですので、担当者にしっかり自分たちのリクエストを伝えて、ライフスタイルや価値観に合ったお庭のデザインにすることで、より満足感の高いお庭ライフを過ごすことができます。
お庭のデザインを考えるのにまずは「コンセプト」づくりが大切です。今回はそのコンセプトづくりのステップをお伝えしていきます。決めた「コンセプト」を担当プランナーの方へ伝えることで、方向性のズレを発生させないようにすることができます。
「コンセプト」とは? なぜ「コンセプト」は大切なのか?
「コンセプト」とは、「基本的な考え方」や「テーマ」とも言い換えられます。この「コンセプト」を決めることで、お庭づくりの「軸」が決まりますので、予算決めや予算が足りない場合の優先順位の付け方、全体的なお庭のデザインの方向性などが決まってきます。
- テラス席のあるカフェのようなお庭
- アウトドアキャンプが楽しめるお庭
- 自然に囲まれたような気分が味わるお庭
- 子供が遊んで学べるお庭
- モデルハウスのように高級感のあるお庭
- コストを抑えながらも自然を感じられるお庭
以上のように「コンセプト」はどんなものでも大丈夫です。ポイントとしては、お庭をどのように使うかをイメージすることです。お庭は使ったり、観賞価値を持たせたりすることで、より大きな価値が生まれます。外構をお家のただの付帯工事として捉えるのではなく、お家の間取りを決めるように、お庭も使うイメージを持った上で、レイアウトや仕様を決めることが大切です。
「コンセプト」を決める方法1 やりたいこと、欲しいものをリスト化する
「コンセプト」がすぐに浮かばない、という方は、まずは、お庭工事において叶えたいこと、欲しいものをざっくばらんに出してリスト化していきます。
- 広めのデッキやテラススペースが欲しい
- コーヒーを飲みながら外で読書したい
- 南の視線が気になるので目隠しが欲しい
- 駐車場は車2台分のコンクートとしたい
- 芝生スペースと植木も何本か植えて緑も楽しみたい
- 玄関には宅配ボックスが欲しい
- 外構照明をやっておしゃれな感じにしたい
まずは、費用のことなどは度外視して、純粋にやってみたいこと、欲しいものを箇条書きで書いていきます。
リスト化できたら、自分がお庭をどのように伝いたいか、どんな見た目にしたいのかを考えてみましょう。そこで出てきたキーワードを組み合わせたりして「コンセプト」を作ってみましょう。
「コンセプト」を決める方法2 SNS、書籍、施工例でイメージを膨らませる
自分たちでは、お庭をどんなふうに使えば良いのかイメージが湧かない、どんな雰囲気にしたいのかアイデアがない。という方は、SNSや雑誌や外構業社の施工例等、様々なお庭の画像を見て、良いインスピレーションを受けるものを探してみましょう。
おすすめのSNS
- 「Pinterest」(ピンタレスト)
- 「Instagram」(インスタグラム)
※気に入った画像を保存して、プランナーさんに見せてイメージを伝えましょう。
おすすめの雑誌
- 「エクステリア&ガーデン」(ブティック社)
- 「新建築 住宅特集」(新建築社)
- 「HOUSING(ハウジング)by suumo
- 「チルチンびと」(風土社)
- 「LiVES(ライブス)」(第一プログレス)
おすすめの外構施工例・ライフスタイル紹介
- 「BROCANTE」 http://brocante-jp.biz
- 「GARDENS」https://gardens.co.jp/news/
- 「荻野寿也景観設計」http://www.o-g-m.co.jp/index.html
- 「住友林業緑化株式会社」https://www.sumirin-sfl.co.jp/consumer/style/
- 「ESTINA」https://www.estina-style.com
上記のようなものを参考にして、自分になかったお庭のライフスタイルアイデアやデザインをインプットし選択肢を広げた上で、「コンセプト」を作るのがおすすめです!
プロ・プランナーに相談して「コンセプト」を決める
忙しくて調べる時間が無い、施工例や画像を見てもピンとこない、どんなお庭が良いか分からない。など自分たちでは「コンセプト」が浮かば無い。ということでしたら、プランナーさんに相談してみましょう。プランナーさんは、様々なお客様のお庭のデザインを経験しています。現実的で、自分たちに合うお庭がどんなものなのか、アドバイスをもらいましょう。
アドバイスをもらう時には、下記の3項目を伝えておきましょう。
- 自分たちの普段のライフスタイルや趣味、好きな時間
- 将来叶えたい夢や人生設計のイメージ
- お庭づくりにおいて叶えたいこと、欲しいもの
自分たちのパーソナルな要素を伝えておくことで、凡庸で画一的な外構プランにならないように布石を打つことができます。一見、お庭と関係無いことでも、お庭のデザインをする上で方向性を決めるのに参考になりますので、積極的にプランナーさんに伝えていきましょう。
「メンテナンスフリーのお庭」というコンセプトはNG!
たまにメンテナンスや植物のお世話が面倒だからメンテナンスフリーのお庭にしたい。というリクエストを頂くことがあるのですが、基本的に「メンテナンスフリー」のお庭は存在しないと思ってください。お家も外壁塗装や、リフォーム工事や定期メンテナンスがあるように、お庭においてもメンテナンスは必要です。よりメンテナンスを楽にできる方法や素材はありますが、劣化や破損はつきものです。植物はどんなものでも剪定やお世話が必要です。
仮に「メンテナンスフリーのお庭」をリクエストしてしまうと、コンクリートだらけのお庭、アルミ素材や樹脂で作られたデッキやフェンス、植物の無い人工芝が広がるお庭が出来上がります。それらが悪いわけではありませんが、機能性だけある色気や癒しのないお庭になってしまいます。また、工業製品は汚れなどが目立ちやすく、結局撤去になってしまったり、見た目がよく無いものになってしまうので、最低限に抑えることがおすすめです。
戸建て住宅で、ある程度敷地面積があるようであれば、緑が合って、経年変化や季節感を楽しむお庭にすることが、今後のライフスタイル投資になります。
まとめ
お庭のデザインや仕様を考える上で「コンセプト」は非常に重要です。
一生に一度しかないかもしれない「お庭づくり」です。自分たちでも時間が許す限り、お庭の使い方やイメージを膨らませて「コンセプト」を決めてプランナーさんに伝えてみましょう。
