お庭・外構記事

費用を抑える!お庭づくりで初心者でもできるDIY5選!

ピアくん

お庭を作りたいけど、外構工事には大きなお金がかかります。そんな時、自分でできるところは自分でなんとかしたい、と考えますよね。

ただ、自分がどこまでできるのか、業者にどこまでお願いしたら良いの?と悩んでしまいますね。中途半端になってしまったり、自分でやろうとしたら、大変すぎてできなかったなど

DIYでやるにも、内容によって難易度や手間が変わってきますので、今回は比較的DIY初心者でもできるお庭づくりを5選ご紹介します!

本記事のテーマ

お庭づくり・外構工事で、プロに任せるべきこと、DIYで自分でできることを解説

①芝生貼り、②砂利敷き、③ウッドフェンス 、④ウッドデッキ、⑤庭木植え

この記事を読むことで、お庭づくりの中でも代表の、「芝生貼り」「砂利敷き」「ウッドフェンス 」「ウッドデッキ」「アプローチ」「庭木植え」のDIYで自分ができるところ、プロに任せるところ、がわかるようになり、よりコストを抑えてお庭を作ることができます。

①「芝生貼り」 プロ→整地+芝生用土仕上げ DIY→芝生貼り、可能なら芝生敷きから

②「砂利敷き」プロ→整地工事 DIY→砂利搬入+敷き均し

③「ウッドフェンス 」プロ→基礎の埋込み+柱建込み DIY→板貼り、可能なら柱建込み

④「ウッドデッキ」プロ→束石の設置

⑤「アプローチ」 プロ→整地 DIY→敷物(レンガやピンコロ石など)設置

⑥「庭木植え」 プロ→植え込み用穴の準備 DIY→庭木の植え込み

①芝生貼り

芝生敷きはDIYで定番の作業です。作業が単純で、特別な道具も不要なので、おすすめのDIYです。芝生貼りはプロに芝生を貼るための下準備までを依頼するのがお勧めです。

プロに任せること

  • 整地
  • 芝生用土敷き

DIYで自分でできること

  • 芝生貼り
  • 芝生用土敷き(可能であれば)

整地は、仕上がり高から芝生分の厚みを引いた分の土を鋤き土したり、大きな石を取り除いて、水が流れてくように勾配をつけて整地したりと、作業が面倒な作業です。ですので整地はプロに任せてしまうのがお勧めです。整地の後に、芝生用の土を均一に敷いて、芝生を貼っていくのはDIYでも可能です。材料の搬入などが大変なので、範囲が広い場合は、土や芝生はネットなどで購入しましょう。

②砕石(砂利)敷き

砕石(砂利)敷きは芝生敷きと同じように非常に単純な作業です。砂利の敷き均しが一番大変な作業なのですが、この敷き均しの作業を自分でDIYで行えば、大きなコストカットになります。

プロに任せること

  • 整地
  • 砕石(砂利)の搬入

DIYで自分でできること

  • 砕石(砂利)の敷き均し
  • 砕石(砂利)の購入と搬入※可能であれば
  • 防草シート敷き

建物周りや駐車場など砕石を敷きたい方が多いと思いますが、敷地面積が広ければ広いほどコストがかかります。時間がある場合は、少しずつ自分たちでDIYで砕石を敷いていくのがお勧めです。砕石は近くの砕石屋さんで購入し、トラックで搬入して貰いましょう。

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砕石を敷き均すのに、レーキや一輪車(ねこ)が必要になってきます。また、砕石は非常に重量が重く、力や体力が必要です。作業は単純ですが力が必要なので、家族や友人と協力して、なるべく多い人数で作業に当たるのがお勧めです。

②ウッドフェンス

目隠しをウッドフェンスで考えたいところですが、業者に頼むと何十万もかかってしまいます。ウッドフェンス の施工の中でも、フェンスの耐久性や完成度に影響が大きい基礎部分は業者に依頼することで、DIYを取り入れながらも、しっかりとした目隠しを作ることができます。

プロに任せること

  • 基礎の埋め込み
  • 柱の建て込み

DIYで自分でできること

  • 板貼り
  • 柱の建て込み

基礎は、アルミの柱を使用する場合はフェンス基礎ブロックを使用できます。ハードウッドなどの本物の木を柱にする場合は、基礎ブロックは使用せずに、柱をモルタルだけで直接固定します。柱は真っ直ぐにするのと、高さを揃える必要があるのでプロに任せた方が、DIY初心者は安心です。

板貼りをするには、インパクトドライバーや丸ノコ、クランプ工具が必要になります。工具は、知り合いで持っている人に借りたり、ホームセンターのレンタルサービス(1日1000円程度)を活用したりして、コストを抑えましょう。

板材はホームセンターで購入するか、ネットの木材販売ショップで購入しましょう。

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③ウッドデッキ

ウッドデッキのDIYは上級者向けですが、束石と呼ばれるウッドデッキの基礎部分や、土台となる柱をプロに任せることで、難易度を下げることができます。

プロに任せること

  • 束石の設置
  • 柱の設置

DIYで自分でできること

  • 板貼り・大引・根太・幕板の設置
  • 柱の設置(可能であれば)

束石や柱の設置は、高さや位置出しが重要なので、プロに任せることで、完成度をあげることができます。ウッドフェンスと同様に、インパクトドライバーと丸ノコが必要になります。また、できれば簡単でも設計図を作っておくことで、失敗を防ぐことができます。

④レンガアプローチ

レンガ敷きやピンコロ石敷きであれば、DIYでアプローチを作ることができます。少しの範囲であればDIYで作ることができます。

プロに任せること

  • 整地

DIYで自分でできること

  • レンガ・ピンコロ石敷き
  • 下地(砂敷き)づくり

使用するレンガやピンコロ石を最初に決めた上で、業者に整地を任せて、高さを調整しましょう。整地後は、砂を敷き水平をとることが重要です。レンガやピンコロ石はホームセンターでも購入できますが、ネットで買った方が搬入が楽です。レンガ・ピンコロ石以外には、下地用の砂・水平器・レーキ目地砂が必要です。

⑤庭木植え

庭木をDIYで植える場合は、2m以下の高さの低いものであれば自身で購入し植え込みすることができます。植え方が非常に大切なので、プロの力を借りることで、失敗せずに庭木を植えることができます。

プロに任せること

  • 植え込み用の穴堀り

DIYで自分でできること

  • 庭木の購入
  • 植え込み

庭木の植え込みで最も大変なのは、植え込み用の穴を掘ることです。プロであれば重機を使って穴を掘ることもできますが、DIYで手堀りだと、地盤が硬すぎてあまり深く大きく掘れないことが多いです。掘り込みの大きさが不十分だと、木の根がしっかり呼吸し、根を延ばすことができなかったり、水捌けが悪くなってしまいます。成長不良を起こすと、病害虫の被害に合いやすくなったり、うまく大きくならないので、穴掘りはしっかりプロにお願いするのがお勧めです。

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ピアくん

プロに任せることと、DIYで自分でやることを分けて、お庭づくりをしていくことで、コストを抑えながらも、完成度の高いお庭を作ることができます。DIYも楽しみながら、ぜひチャレンジしてみてくださいね!